「洋食」の食事マナーの基本

洋食のマナー テーブルマナー
洋食のマナー

洋食レストランの基本マナーを入店時から通して見ていきましょう。

全部はなかなか直ぐには覚えられないと思いますが、以下のマナーポイントを押さえておけばひんしゅくを買う事はないでしょう。

入店時のマナー

レストランに入店する時は、大きな荷物がある場合は席につく前にクロークに預けます。この時は必ず両手で渡すようにします。

着席時のマナー

席に案内された時、男性と女性のペアの場合、基本的には女性が上座(出入口より奥)に座りますが、もし下座の方が夜景が綺麗に見える場合など、ケースバイケースで逆にするなどしましょう。 

基本は椅子の左側から着席しますが、お店のテーブルの置き方などの構造上で左側から着席できないケースは右側から着席しても構いません。

また、小さいハンドバッグは椅子の後ろに置き、取っ手のあるバッグなどの場合は自分の足元の左側に置きましょう。

座る位置は、自分とテーブルの間がこぶし1つ分ぐらいが妥当です。

座った後、手は基本的にテーブルの上に置きます。

着席後のマナー

席につくと必ず用意されているのがナプキンです。素材は紙製や布製がありますが、どちらも使い方は同じです。

1.広げるタイミングは、ドリンクが運ばれてきた時。

2.目上の人が同席する場合は、目上の人がナプキンを広げてから広げる。

3.広げる時には、二つ折りにして折り目を自分の方に向けて膝に置く。

4.口や手を拭く際はナプキンの内側の端を使う。

5.中座の時には、軽くたたんで背もたれにかけるようにします。

6.中座のタイミングは、なるべくお料理がデーブルの上にない時にするのがベターです。

ドリンクのマナー

1.ドリンクが運ばれてきたら直ぐに飲まずに、まずグラスの柄を持ち、グラスを胸の高さまで上げて相手と目を合わせます。

2.グラスを近づけますが、ぶつけずそのまま一口いただきます。あくまでも一口です。一気に飲み干してはいけません。

3.後は歓談中や食事の時に少しずついただきましょう。

※フランクな飲み会の乾杯とは異なるので、注意が必要です

パンを食べる時のマナー

洋食ではコースの途中でパンが出てくることが多いですが、この食べ方にもマナーがあります。

1.パンは必ず一口サイズにちぎってから食べます。そのままかぶりつくのは下品に見えるのでマナー違反になります。

2.オリーブオイルやバターを付ける際も必ず一口サイズにちぎってから付けるようにします。

3.ちぎる際にはパン屑が出ない様にお皿の橋でそっとちぎりましょう。

4.パン屑がこぼれた場合はスタッフが回収してくれます。物を落とした時と同様自分では処理しないようにしましょう。

ナイフとフォークのマナー

洋食を食べる時で一番気を付けるのがナイフとフォークの使い方かと思います。

知っているようで、実はうろ覚えの方が多いのではないでしょうか?

1.持ち方はナイフは右手、フォークは左手。両方人差し指を添える様に持ちましょう。

2.左利きの人は逆に持ちます。

3.ナイフを使用しない場合はそれぞれフォークやスプーンを持ちましょう。

4.左利きの方は毎回逆になってしまいますが、テーブルセットを自分で変えないようにしましょう。お料理が出てくる度に持ち替えて使用しましょう。

5.食事中、一時ナイフとフォークを置く際は、ナイフとフォークがハの字になるようにお皿の上に置きます。ナイフは刃を内側に、フォークは背を上にして置きます。

ナイフの刃を外側に向けると相手に刃を向けることになってしまうので注意してください。

6.食事が終わったら、ナイフとフォークは揃えて時計の4時の方向に置きますがフォークの背は下に、ナイフの刃は内側になるように置きます。フォークの置き方は食事中に置く場合とは逆になるため注意しましょう。

7.左利きの方はナイフとフォークを持ち替えて使用しても構いませんが、フォーマルな場では持ち替えることはマナー違反とされていたり、持ち替えることで隣の席の方と肘がぶつかってしまうなど不具合もあります。

そのため、左利きの方でもこういった食事の場合は右利きの方と同じように使うようにしているケースも少なくありませんが慣れないうちは無理をせず、自分に合った持ち方で粗相のないように心がけましょう。

食後のコーヒー、紅茶のマナー

1.食後のコーヒーや紅茶は、受け皿を持たずに飲みましょう。ただし紅茶の場合、テーブルが低ければ持っても構いません。

2.ミルクを入れる場合は、スプーンで2〜3回まわします。この時、音を立てたり混ぜすぎないように気を付けてください。

3.砂糖を入れる場合は、スプーンの上に乗せてからそっと沈めます。直接入れると飛び散ってしまいます。

お会計と退店時

1.食事が終わったら、ナプキンをたたまずテーブルの上に置くと「美味しかったです」という意味になります。綺麗に畳んで置いてしまうと、「美味しくなかった」という意味になってしまうので注意しましょう。

2.お会計時は、お店の人に合図をして席に呼び、お会計であることを伝えます。

お会計のタイミングですが、基本的に食事が終わって少ししてからが良いでしょう。

男女で来ている場合は、食事の後女性が化粧室に行っている間にお会計を済ませるのがスマートです。

注意:洋食のマナー違反集

1.ナイフを入れずそのままかぶりつく。

2.自分のハンカチをテーブルに置いて使う。

3.パン屑を集める。

4.カトラリーを持ちながら他の事をする。

5.食事後、ナプキンを綺麗にたたんで置く。

洋食のマナーも意外と細かいルールが多くて覚えることが大変かと思いますが、一度に覚えようとはせずに、出来そうな事から実践し少しずつ身に着けていきましょう。

食事はあくまでも愉しむものです。

マナーや作法に囚われすぎてしまい、折角の美味しい料理の味を忘れてしまったり、食事相手のお話が上の空になって何を話したんだっけ・・・としまう事が無いように、愉しみながらマナーを少しずつ覚えてスマートな食事が出来る大人になることが理想的ですね。

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